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山都八朔祭と高千穂・阿蘇
KUMAMOTO · MIYAZAKI · 2026 初秋

山都八朔祭と高千穂・阿蘇

大造り物の迫力、神話の社、火の国の滝。

2026.9.5 ▶ 9.6

Days2日間
Dist約114km
Area熊本・宮崎
Top最高 603m

九月のはじめ、福岡から熊本・山都町へ。目当ては八朔祭の「大造り物」——竹やわらだけで組まれた巨大なオブジェが、毎年あたらしく町をかざる。

そこから宮崎・五ヶ瀬へ下り、深い谷底のうのこの滝をのぞき、神話のふるさと高千穂に泊まる。翌日は天孫降臨ゆかりの社をめぐり、路線バスを乗り継いで霧の阿蘇へ。だご汁で体を温めて帰ってきた、神話と祭と火の国の二日間。

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DAY 1 · 09.05

山都の八朔祭から五ヶ瀬うのこの滝、高千穂泊

着いてみると、八朔祭はまだ準備のさなか。それでも組み上がりつつある「大造り物」は、いきなりカッコイイ。竹やわら、杉の葉、ゼンマイ……自然素材だけでこしらえた巨大なオブジェが、龍や神話のモチーフになって町にならぶ。毎年あたらしく作られるというから、そのクオリティがもったいないくらいだ。

二時間だけ見物して、ごかせ号バスで宮崎・五ヶ瀬へ。日向往還ぞいの雲海酒造をのぞき、甘辛いタレの特ホル丼で腹ごしらえ。浸食の深い谷を九十九折で降りていくと、ゴゴゴ…とうのこの滝が轟いていた。

一日二本しかない路線バスで、神話のふるさと高千穂へ。旅館に荷をほどいたら、今日のごほうびは高千穂牛のステーキ。最近よく働いたし、ちょっとくらい贅沢してもよかろうもん?

移動 約39.6km / 獲得標高 156m

八朔祭の大造り物

熊本・山都町の浜町で、毎年9月第1土日に開かれる八朔祭。目玉は、竹・わら・杉の葉・ゼンマイなど自然素材だけで組み上げる巨大な「大造り物」。高さ数メートルの龍や神話のモチーフが、迫力と造形美で町をかざり、毎年あたらしい作品がつくられる。矢部高校など地元も制作に参加し、「もったいないから美術館を作って保管したら」との声もあがるほどの力作ぞろいだ。

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DAY 2 · 09.06

高千穂の神話ゆかりの社を巡り阿蘇へ、だご汁の昼餉

二日目は、神話のふるさとをめぐる。瓊瓊杵尊が降臨したと伝わる槵觸(くしふる)神社、大木の根もとから水が湧く天真名井、猿田彦と天鈿女をまつる荒立神社——谷の深い高千穂の、棚田と湧水と社がつくる景色をあるいた。高千穂鉄道の名残を横目に、バスセンターでは看板猫がお出迎え。

くまモンの路線バスに乗って、高森経由で阿蘇へ。白川水源から人を乗せ、山をぐんぐん登っていくと、山上は真っ白でほんのり硫黄の匂い。坊中でたかな飯とだご汁をいただく。具だくさんの汁に、大きな輪切りの里芋がウメェ(゚д゚)ウマカー。

天気の悪い阿蘇はこれといって動きづらく、早めに阿蘇駅から帰路へ。菊陽町では、TSMCや富士フイルムの巨大工場のそばに、くまモンのアーバンスポーツパークまでできていた。神話と火の国を駆け抜けた、二日間のしめくくり。

移動 約74.0km / 獲得標高 92m

神話のふるさと 高千穂

天孫降臨の伝説が残る高千穂には、神話ゆかりの社が点在する。槵觸(くしふる)神社は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降り立ったと伝わる槵觸峰をご神体とする古社。天真名井(あまのまない)は、天孫が水を求めて得たという湧水で、大樹の根もとからこんこんと流れ出る。猿田彦命と天鈿女命をまつる荒立神社は、芸能や縁結びの神としても親しまれる。夜神楽でも知られる、神々の里だ。