北九州・八幡西区から中間へ 映画館で長岡花火アニメ鑑賞
旅のはじまりは折尾駅。エンドロールまで見る派の、のんびり北九州旅だ。まずは八幡西区の「銀河のちゃんぽん」で、カツがどーんとのった焼きそばで腹ごしらえ。サクサクのチキンカツに中太のソース麺、卵も入ってちょうどいい。「元気1.1倍!」な一皿だ。
難読地名の駅をいくつも越えて、中間のプラザモールへ。お目当ては、モール内のシネコンで上映中のアニメ映画「君と花火と約束と」——新潟・長岡まつりの大花火を舞台にした青春もの。旅の途中でふらっと映画館に入るのは、なかなか乙なものだ。
ツッコミどころは満載だったけれど、長岡弁のがんばりに、終盤はちょっと泣いちゃった…///。夜はHOTEL R9にチェックインして、夕飯は北九州のソウルフード・資さんうどんへ。柚子胡椒鶏天と資たま丼で、一日をしめくくった。
ふらっと映画館へ
「君と花火と約束と」は、新潟・長岡まつりの大花火大会を舞台に、一枚の花火の絵と81年の時を越えた約束をつなぐ青春アニメ映画。中間のモール内シネコンで、87席中ほんの数席という貸し切りに近い状態で鑑賞した。歴史あるローカル映画館もいいけれど、旅の途中でふらっとシネコンに入るのも、肩の力を抜いた大人の旅ならでは。
黒崎の鉄なべと若松競艇、若戸大橋を渡り帰福
二日目は、香月線の廃線跡をたどって香月駅前の商店街をぶらり。黒崎では、バスの乗り換え時間にたまらず「本店鉄なべ」へ。羽根つきで大きく見えるけれど、これは一口餃子。酸味と辛味のきいたタレで、朝から酒がすすんでしまう。年季の入った鉄なべとU字カウンターの雰囲気がいい。
かつて賑わった黒崎の商店街が、しんと静まっているのを横目に、若松区の奥洞海へ。お目当てはボートレース若松だ。水面との距離が近く、ターンマークを回るボートの水しぶきが間近で迫力満点。やきとりを片手に、「1号艇から流せばとりあえず当たる」と舟券を握る。
100円が180円に、かと思えば次のレースで300円負け——身ぐるみ剥がされそうになりながらも、大人の休日を満喫。レース後は無料送迎バスに乗り込んで、赤い若戸大橋を渡る。小倉を経由して、夕方には福岡へ帰ってきた。
ボートレース若松
洞海湾に面したボートレース若松は、日本で初めてナイターレース「パイナップルナイター」を開催した、ナイター発祥の競艇場。水面との距離が近く、ターンマークを回るボートの水しぶきが間近で見られるのが魅力だ。入場無料で、やきとりやうどんなどのツマミも安く、隣には子ども向けの遊戯施設もあって家族連れでにぎわう。レース後は、赤い若戸大橋を渡る無料送迎バスが出ている。
若戸大橋
洞海湾をまたいで若松と戸畑を結ぶ、鮮やかな朱色の吊り橋。1962年の開通当時は東洋一の長さを誇った。いまは自動車専用だが、競艇場の無料送迎バスに乗れば、橋の上から洞海湾の眺めを味わえる。北九州のランドマークのひとつだ。