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瀬戸内しまめぐり 周防大島ととびしま海道
SETOUCHI · 2026 初夏

瀬戸内しまめぐり 周防大島ととびしま海道

橋を渡り、島の裏筋をなぞる自転車旅。

2026.6.13 ▶ 6.14

Days2日間
Dist約222km
Area山口・愛媛・広島
Top最高 85m

折りたたみ自転車「シルちゃん」を連れて、瀬戸内の島々へ。初夏の二日間、橋を渡り、船に乗り、島の「裏筋」をなぞる。

一日目は、日本のハワイとも呼ばれる周防大島をぐるり一周。戦艦・陸奥の眠る沖を横目に、島の先っちょまで走って防予フェリーで松山へ。二日目は今治から、安芸灘の島々を橋でつなぐ「とびしま海道」を、呉・川尻まで走りぬけた、海と橋づくしの旅。

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DAY 1 · 06.13

周防大島を自転車一周し松山へ

スタートは大畠駅。大島大橋を渡って、SUO OSHIMA(周防大島)に初上陸! 橋の下の大畠瀬戸は潮の流れがはやい。思ったよりずっと都会で、ローソンポプラも小さな本屋も、復活したという日本酒の酒蔵まである。今回は山登りはスルーして、バスでは行きづらい「裏筋」をたどり、島の先っちょをめざす。

海がきれい。これはハワイよりきれいだろ、と思わず口に出る。風雨を避ける石垣の集落、更地のふえた浜辺。竜崎温泉で刺身御膳をいただき、沖家室島の厳島神社に寄り道して、ひたすら海沿いを走る。島の沖では、戦艦「陸奥」が突如爆沈した——その遺品を伝える陸奥記念館は、残念ながらもう閉まっていた。

島の東端・伊保田港に、ハァハァ言いながらたどり着く。船まで時間があるので、さらに先の行き止まりまで。防予フェリーに自転車ごと乗りこめば、黄昏の航跡が尾を引いて、松山の明かりが近づいてくる。四国上陸——そして港で、9年ぶりに会う旧友に「殿中やろ!?」と声をかけられ、無事に捕獲された。

移動 約92.3km / 獲得標高 24m

周防大島(屋代島)

山口県の東、瀬戸内海に浮かぶ島。本州とは大島大橋で結ばれ、温暖な気候からみかんの島として知られる。明治期に多くの島民がハワイへ移民したことから「日本のハワイ」とも呼ばれ、ハワイ・カウアイ島とは姉妹島。島の沖では、戦艦「陸奥」が1943年に弾薬庫の爆発で突如沈み、その遺品や歴史を陸奥記念館が伝える。民俗学者・宮本常一のふるさとでもある。

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DAY 2 · 06.14

今治からとびしま海道を自転車で呉へ

二日目は松山から。思い出の松山駅は、もう工事で跡形もない(´;ω;`)。特急で今治へ渡り、港からとびしま海道の船に乗る。船が出るぞぉぉぉ! 来島海峡大橋をくぐって、島づたいに北上。岡村島に上陸——ここはまだ愛媛県だ。

大崎下島へ渡って、風待ち港・御手洗の古い町並みを横目に(前に見たので今回はスルー)、海沿いの快適な道をゆく。アビ資料展示室では、広島県の鳥・アビと協力する珍しい漁を知った。しまcafeで、むちむちチーズのサンドとレモンフロートで休憩。豊島大橋、蒲刈大橋……橋を渡るたびに島が変わる。

下蒲刈島は、美術館や庭園など文化遺産がいろいろ。ほぼ一周してから、最後の安芸灘大橋を渡るッ! とびしまの入口・川尻でゴォォォール!! いっぱい走ってお疲れちゃん。呉から広島へ出て、路面電車の走るまちで旅をしめくくった。

移動 約129.6km / 獲得標高 39m

安芸灘とびしま海道

広島・呉の川尻から、下蒲刈島・上蒲刈島・豊島・大崎下島・岡村島へと、安芸灘の島々を7つの橋でつなぐルート。しまなみ海道ほど知られていないぶん、車が少なく静かで、サイクリストに人気。終点の岡村島から先は橋がなく、航路で愛媛・今治側へつながる。大崎下島の御手洗は、江戸時代に栄えた風待ち・潮待ちの港町で、古い町並みが重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている。